圭織さんは私に微笑んでから璃久くんを睨んだ。 「璃久っ!こんなコトは夜にしなさいっ」 「母さんが詩音を俺の部屋に入れるからだろ?」 「お黙り!朝から詩音ちゃんとヤろうなんて……由麻ちゃんに合わせる顔がないわ」 あの………なんか凄い話してません? 「それより早く学校行きなさい!詩音ちゃん、また学校終わったら家に来てね」 そう言われ、見送られた。