空色の光

ガタッ……バタン



父「…ただいま。」
仕事から帰ってきて疲れているような低めの声でそう言った。




私・母「………。」



私と母はお帰りとは言わなかった。


それは喋りたくないからだ。




無言のまま私と母は自分のする事を始める。




そして、あいつも無言のまま自分の好きなように始める。




少し経ってから母が夜ご飯を作り終えて、机に並べたところで、直輝が帰ってきた。