隣を見ると、幸せそうな優梨亜の寝顔…。 ………あたしも寝たいのに。 「…ちょっと外の風浴びてくる」 「私ついて行くわ」 「ありがと。 でも大丈夫だから」 「本当に?」 「うん。 この部屋出て、ちょっとまっすぐ歩いたら縁側あったよね?」 「えぇ。 気をつけてね」 「わかった」 外の空気を浴びれば、ちょっとは気分も楽になるかなと思った。 …眠れない理由は、明確だったから。 「はぁ………」 独り縁側に座り込む。