叔母が代表を務める化粧代理店


「アンジュ」は


同じメーカーを扱う


代理店の中でも


一目置かれている存在で


それは 


叔母のきっぷうの良い


気質と商売家に


生まれ育つ中で養われた



経営センスがあるからだろう。



今日のパーティーも 


成績の良い代理店の表彰式を


かねていて



「アンジュ」は 開業いらい


毎年表彰を受けている。



~パーティー1週間前~


「愛子 パーティー用の


ドレスをプレゼントするから 


選びにいきましょう」


叔母は そういって


自分の通いつけのブティックに


連れていってくれた。


キラキラのラメの入った


真っ赤なワンピースを


私に着せたがっていたのだけれど


いや 本当は自分が


着たかったのだった。


私はディスプレイされていた


ターコイズブルーの


ワンピースが目にとまった。



「いつもならば パンツスーツを


お選びになるのに 珍しいですね。」


叔母と話していた店員さんが


声をかけてきた。


「そうよね。 


色がきれいだなっと思って。」


「ご試着してみてください。

 今 準備しますから」


「ありがとう。そうします。」