「別に今日決めなくても いいんじゃないか?」 今まで黙っていた 颯人お兄ちゃんが口を開いた。 「幼なじみだったとはいえ、 久しぶりに会ったんだ。 帆風が困るのだって分かる。 だからもう少し一緒に 過ごしてから決めないか?」 「颯人はそれでいいのか?」 「俺だって帆風に無理強いは したくないんだよ。 だから帆風の意見を大切に してあげよう?」 「ああ。 帆風、それでいいかい? 結婚をするかしないかは 帆風が決めていい。」 なんか話が進んでいるような。 .