――…今日で俺たちは高校生になる。


中学とは違う制服を着て新しい学校へと踏み出す



でも、俺が足を踏み出したのは“恋”だったんだ。






そう、今まで心の何処かで閉ざしていた“恋”が……



輝いて見えたんだ。





例え、一瞬の光だったとしても…



俺はその一瞬が幸せだったんだ。