“私のせいで死んだ”と言おうと思ったのに璃久が優しく私の頭を撫でた 「お前のせいなんかじゃない。 美波が死んだら親父さん悲しむだろ それに俺がいるだろ?」 璃久は私の一筋の“光”だった。 私は死のうとした人間。 私は弱いヒトなのに璃久はいつもみたいにさり気なく優しくしてくれて微笑んでくれた 璃久……… 「そうだね……ごめんなさい璃久」