そんなことを思った私は手にカッターを持って自分の手首を切ろうとする 震える手 涙が止まらない 誰か助けて…… だれか……「美波?」 誰かの声に私は顔をあげる 私の後ろには璃久がいた。 「お前っ!何してんだよっ」 璃久は声を上げ、私の手からカッターを奪う 「危ねぇーだろっ!死ぬ気かお前はっ!」