璃久のお母さんの隣りには冷たい表情をしたカッコいい男の子がいた でも璃久はなにも言わなくて璃久のお母さんに頭を押されながら 「九条璃久です。でしょ!挨拶ぐらいしなさい」 「わかったから手離してよ」 璃久のお母さんは呆れた顔をしながら璃久の頭をポンポンを叩いた 「ごめんなさいね。この子、大好きな女の子と離れ離れになっちゃったから機嫌悪いのよ」 「母さんっ!」 璃久は手を振りほどいて怒鳴った