「遅くなっちゃったけど、
誕生日おめでとう。」
「ありがとう、咲。」
啓哉は彼女にキスをしたくなって、
起き上がろうとしたが
足が動かせなかった。
「…何で?」
「事故で車に飛ばされた時、
傷つけたみたい。
リハビリすれば
少しは改善するけど、
杖は離せなくなるって。
…ごめんね。」
誕生日おめでとう。」
「ありがとう、咲。」
啓哉は彼女にキスをしたくなって、
起き上がろうとしたが
足が動かせなかった。
「…何で?」
「事故で車に飛ばされた時、
傷つけたみたい。
リハビリすれば
少しは改善するけど、
杖は離せなくなるって。
…ごめんね。」

