ある日。
紗英は悩んでいた。
5人で暮らしはじめてから、
龍貴の事が気になって仕方がない。
年下を好きになった事は無いが、
龍貴を支えていく自信だけはあった。
それでも、何かきっかけを
つくらなくては
ならないと焦っていた。