「具合が悪かったなら 言えば良かったのに。」 遥斗が言った。 「…まぁそう責めてやるな。 まだここで暮らし始めて 数時間しか経っていないんだ。 なかなか踏み込めない 事もあるだろうさ。」 「…まぁ、そうだけど。」 遥斗がそう言って下を向く。