ご飯を食べていたら、
ふと紗英が言った。
「やっぱ良いわね、
たまに集まるのも。」
「そうだな。」
「相変わらず仲も良いし、
これからもずっと
続くといいなぁ。」
「続くさ。
館のメンバーの絆は
永遠だってね。」
「そうだね。」
館には今誰も住んでいない。
高校卒業を機に
それぞれが出ていき、
元の空き家に戻ってしまった。
けれどまた、こうして
集まる事が出来るから、
絆は永遠だという
言葉はぴったりだと
龍貴は思った。
いくら時が流れても、
変わらぬままの関係で
居たいと。
そう願う龍貴だった。