そんなことを考えながら見ていると、 彼が近づいてきた。 うわ…! え 何…!? 脳内では驚いていたけど、体はだるくて目もちゃんと開かない。 目を半分伏せたままで、彼のネクタイを見ていた。 だからってそのネクタイがどうとかいう話ではない。 ただ、ネクタイだなあと思っていた。