ピリリリリリリリリリ!

「ふぁ朝?」

服着替えなきゃ!着替えながら携帯をいじる。誰だろ?この分かんないメール。

「ご飯いらないの?」

「うん。いってきまーす!」

どんだけ、メールと電話してんのよぉてか誰?

「ちょっと?そこの高校生?」

「はい?私!?」

「そうよ。あんた!」
 
「はい?」

呼び出し。しかもこの人たち誰?一人に対して5、6人って?

「お前うざい死ね。」

「へ?なにがうざいんですか?私あなた達に何かしました?」

「は?お前生意気!人の彼氏とっておきながらなんなの!?」

「へ?彼氏って!?あなた達の彼氏なんてあた事もないわ!」

「森本裕樹って人しらないの?知らないなんってはずないよねぇ?」

「え?裕樹の事?」

「ほらやっぱり!」

と言われた瞬間髪の毛をグイッと捕まれた。

「イッ痛い!」

手がスルッと離れていった。
 
前を見ると先の人たちはいなかった?

「あれ?いたいなんだったの?」

「ごめん。あいつら俺の元カノなんだ。」

と言うと大丈夫?といって抱きしめてくれた。

「ありがと」

「あの人たちなのかな?」

「ん?どうした?」

「メールすごい数の!」

「どんな?」

「別れろ!とか死ねとか・・・」

「ごめんな?」

「いいよ。気にしてないから。」

でも又なんかされたらどうしよ!

「皐月になんかされたらすぐ言えよ?」

「うんてか?皐月って?」

「あ~!話し長くなるけどいい?」

「うん」

「えっと・・・」