その先はやっぱり求めていない。 彼女は俺の景色には色が強すぎたのかもしれない。 「ねぇ・・・・・・・・・・・・。」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 違う。 この海と空に見合わせること以上に大切なことなどあるもんか。 さっさとカメラを元通りにして、帰ってこよう。 そして捉えてやる。 もっと理想の景色を、何十枚でも。