「ちっ…。」 男の子は舌打ちした。 「助けて…。」 もう怖いよ…。 「そいつ、離せよ。」 あれ…? いつもの弥生じゃない…。 「夕紀を離せ。」 いつもより更に低い声。 怒ってる…。 男の子は教室から出て行った。