今の俺の気持ちに一番当てはまっている言葉…それはおそらく『嫉妬』――… 俺は…嫉妬してるのか? 今まで本気の恋なんてした事なかった。 相手もいなかったし、 しようとも思わなかった。 女はただの性欲処理機としか思ってなかったそんな俺が、嫉妬? あり得ない。 あり得ないが、認めざるおえない。 「はぁー…」 「ため息なんかどうしたの?……あっ!あたしが待たせてたからか!わりぃな! 」 「ッ!?お前驚かさせんなよな…!」 「わりぃー!」 俺は驚きの後にまた胸の高鳴りに苦しんだ。