「てめぇーら!今日は副が抜けたから解散な!また1ヶ月後にいつもんとこで会おうな!」 あたしがこう言うと皆はしぶしぶ吹かしながらかえって行った。 「はぁー…………」 1人になると考えてしまう。 咲哉の事を………。 あたしがいなければ…咲哉は死ななかったはずなのに…。 愛しい人を失う悲しさ…もう味わいたくないよ。 だからあたしは誰も愛さない。 そう決めてたはずなのに…あんたに出逢ってあたしの人生の歯車はゆっくりと回りだした。