そもそもアリィと一緒にいなければいけなくなった理由を説明するためには、去年の十月にまでさかのぼらなければならない。 一つの宣言により、私の命運は尽きた。 「今日からゆっぴ―はアリィの『親友』だから。みんな盗らないでよね」