「ちょっとー!

真希、飲み過ぎ!」

ウヘヘ~、今日は気分がええぜよ。

飲むだけ飲んで、私は思いっきり酔っ払っていた。

「冴子、今日は朝まで飲むぜよ!」

「何をバカなことを言ってんのよ!

坂本龍馬みたいなしゃべり方するんじゃないわよ!」

「エヘヘ~、龍馬ぜよ!」

はあっと、呆れる冴子を私は無視をした。

今日は何だか気分がええな~。

「もう、しっかり歩きなさいよ!」

足元が何だかおぼつかないのは、私の気のせいだと思いたい。

「――大丈夫?」

その時、第3者の声が聞こえた。