「その代わりに、
私の事を様で呼ぶのは、
止めて欲しいのです。」

「いいえ。
その様に呼びます。」

「しかし・・。」

「今はこの姿を
ヨーセーやスキー達に、
知られたくありません。」

私の強い決意に、
ポンやエンゼは頷いた。
自分達もヨーセーに、
仕返しをしたと、
思っている。

嫌、本来の姿に、
本当は戻りたい・・・。

それだけが、
俺達の願いだった。

「分かりました。
バン王子が本来の姿に
戻るまでで宜しいですか?」

「はい。」

こうして、
私はここで暮らす事に、
なったのだ。