俺は落ち込んでいると、
エンゼは言ってきた。

「心配するな。
少し歩くけど、
着いて来いよ。」

エンゼは歩いて、
俺は飛びながら着いて
行くのが精一杯だ・・。

10分ほど飛んでいると、
流石に疲れてきた。
俺は休んでいると、
エンゼは俺を見て笑った。

「何笑っている!!」

「だってカエルの癖に、
飛ぶのが辛いから、
休んでいるんだぞ?
笑うしかないよ。」

エンゼはずっと
笑っていたから俺は、
無性に腹が立ってきた。

「エンゼ?何処にいる?」

「マリー様。
ここでございます。」

俺達の方を見つめる
1人の少女がいた。


この出会いが、
あったこそ、
俺は生きる決意を
したのだった。