「もし副作用があって、
バン王子が助かっても、
ある事が必要だ。」

「ある事?」

「ああ。
それはバン王子しか出来ない。
私やお前では出来ない・・。」

それを聞いて私は、
ビックリしたけど、
バン王子が出来るかどうか、
バン王子次第だ。

城に戻ると、
ヨーサー様が睨んできた。

「何処に行っていた?」

「はい?
いいじゃないですか?」

「まあいいけど、
行動を謹んで!!!」

ヨーサー様は言ったけど、
俺はバン王子の事を
祈るしかなかった。


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