カエルの王子様

翌朝起きると、
マリーはもういなかった。


「マリーは行ったのか?」


「ああ。
お前を起こすと辛く
悲しいからと言って・・。」


「マリー様は本気でバンの事を、
愛していたのに・・・。」


「仕方ないだろ。
アルパンを救うには、
それしか方法が無かった。」


俺の言葉に、
ポンやエンゼも頷くしか
無かったのだ。


「行かないか?」


「何処に?」


「城に!!!」


俺は首を横に振って、
外に出て行った。