「とものバカぁ!!!」 凄まじい平手打ちの音と共に響き渡る彼女の声。 「ともにとってあたしって何?」 「なにって…」 「結局、遊びだったわけ?」 厚塗りの顔をゆがませて彼に詰め寄る彼女… 「うん、ごめんね」 「バカ!!サイテー!!!」 再び炸裂する彼女の平手打ち… そんな彼女は何人目ですか? 毎回連れ込む女の子が違う軽い男、 それが私の真下に住む住人。 103号室 嶋 朋弥 シマ トモミ 私の天敵