僕ときみの秘密な隠れ家









カフェを出て
ただぼーっと街の中を歩いていた







「こんな昼間っから…君、暇なの?」




肩を優しく掴まれて声をかけられた




「…うん、暇。」





変なナンパのしかただな、と思ったが
実際、暇なので男の言ったことを肯定した








「そっか、じゃあうちにおいでよ。
楽しいことしよ?」




男の口元がニヤリと笑った




(ま、暇つぶしには丁度いいかな…)






「うん、行く。」







私は男の腕に自分の腕を絡めて
歩き出した