僕は美桜に一目惚れをしたんだ。 図書館で初めて会ったその時に、君に恋をした。 不器用な優しさがとても好きになった。 星に帰ってからも、毎日君のことを考えた。 僕は独りのはずなのに、独りじゃなかった。 美桜に必ずまた会うために生きていたんだ。 美桜は僕との約束守ってくれている? 学校には行って欲しいと思うけど、正直彼氏は作って欲しくない。 自分で言ったくせに、勝手だよね。 でもね、これから君に会いに行くよ。 君の名前の由来、美しい桜の咲く季節に。 君を迎えに行くよ。 待っていて。