時刻は18時28分。
空が昼と夜の狭間の様相を示す中、バラックのAM格納庫前では4機のAMが横一列に並んでいた。
格納庫の入口近く、群青色の塗装、背面から見れば三角形に足の生えた様なフォルム、空中戦を前提に作られた新鋭機、隼が立つ。
隼を端として入口から遠ざかる様に、腕部や脚部、ボディ全体がゴツゴツとした角張ったパーツで作られつつもスマートなフォルムを持つ機体、狼牙が3機並ぶ。
隼時生機の横から左腕がガトリングとなっている佐良機、両肩にキャノン砲を装備した白井機、紅に彩られた舩坂機である。
佐良機以外の機体の手にはそれぞれ銃火器が握られ、舩坂機の左腕からは、機体自体に内蔵された装備である腕部収納型のナイフがその刃を露にしている。
バラックにあるAMのコクピットは機体の鳩尾の辺りにあり、搭乗時はその部分の装甲がせり上がるように開きコクピットへの進入が可能となる。
無論、出撃時は鳩尾部分の装甲は元の位置に戻り、コクピットを守るが現在は搭乗時のまま、パイロット達は開かれたコクピットから外界に姿を晒していた。

