PRAY MACENARY

「他に質問がなければ次の説明に移るが…。」

霧野の凛とした声が室内に染み渡り、数秒の沈黙が訪れる。

霧野は静寂に包まれた室内を確認するように見渡した後、口を開いた。

「今回の偵察では敵戦力の情報収集を第一目的とはするが、先程言ったように敵戦力を削ることも重要な目的となる。

そこで成功率を上げるため私を含めたAM5機での出撃とする。」

そこで霧野はモニターの画面に別の映像を映し出す。

モニターに映っているのはバラック所属の5機のAMである。

「戦闘時の役割は初手で隼時生機が空中より牽制及び撹乱。

次いで狼牙キャノン白井機により遠距離からの攻撃。

その間に狼牙舩坂機、狼牙佐良機、爪狐霧野機は前進、佐良機はガトリングガンが射程に入りしだい射撃開始。

舩坂機、霧野機の援護を。

舩坂機、霧野機は敵機に接近後適宜交戦を開始する。

その後は各々の判断で敵機を撃破。

その他のことは状況に応じその場で指示をだす。」

霧野はここまで言い切ると一息吐き、一度目を閉じる。