「何も疑うことはない。
勧告に従うのであれば、先程提示した条件は私の責任において一切違えることなく履行する。」
シバはそう言うと、佐良の最早明らかとなった疑いの眼差しはより深くなる。
「中々、信用はしてもらえないようだな。」
笑みに苦味を浮かべながるシバに、佐良は場の礼儀を欠くことは理解していたが口を開いた。
「宣戦布告にしろ降伏勧告にしろ、傭兵相手にそれを行う理由がわかりませんので…。」
敵将ということを意識してか、佐良の口から出てくるのは似つかわしくない冷淡な敬語。
「戦の好敵手に敬意を払うことは当然のことだと思うが…。
それに、血を流さず貴社に勝利できるなら決して高い代償だとは思わない。
むしろ優秀な部隊が味方となるのだ、こちらには何の損もない。」
それでも得心がいかないか?とシバは佐良を見つめた。
その言葉に佐良は微かに顔を歪める。
「…その後に裏切られるとは考えないのですか?」
その表情が物語るのは疑念というよりは理解不能といったものだ。
対してシバはやや挑発的に笑った。
「貴社は報酬で動く傭兵会社だろう。報酬を受けての裏切りは矜持に反すると思うが?」
つまりシバの言いたいことは貴社を信用するということ…。
勧告に従うのであれば、先程提示した条件は私の責任において一切違えることなく履行する。」
シバはそう言うと、佐良の最早明らかとなった疑いの眼差しはより深くなる。
「中々、信用はしてもらえないようだな。」
笑みに苦味を浮かべながるシバに、佐良は場の礼儀を欠くことは理解していたが口を開いた。
「宣戦布告にしろ降伏勧告にしろ、傭兵相手にそれを行う理由がわかりませんので…。」
敵将ということを意識してか、佐良の口から出てくるのは似つかわしくない冷淡な敬語。
「戦の好敵手に敬意を払うことは当然のことだと思うが…。
それに、血を流さず貴社に勝利できるなら決して高い代償だとは思わない。
むしろ優秀な部隊が味方となるのだ、こちらには何の損もない。」
それでも得心がいかないか?とシバは佐良を見つめた。
その言葉に佐良は微かに顔を歪める。
「…その後に裏切られるとは考えないのですか?」
その表情が物語るのは疑念というよりは理解不能といったものだ。
対してシバはやや挑発的に笑った。
「貴社は報酬で動く傭兵会社だろう。報酬を受けての裏切りは矜持に反すると思うが?」
つまりシバの言いたいことは貴社を信用するということ…。

