「二点目は降伏勧告だ。」
その言葉に霧野は表情を僅かに曇らし、佐良は怪訝な顔で眉をひそめた。
「我々は貴君らの投降を受け入れる用意がある。」
清々しい顔をしたまま、一切の嫌みを感じさせる要素のない振る舞いでシバは言葉を続ける。
「投降していただければ、身の安全は無論、保障する。
非戦闘員も含め、貴社の人員を当方で雇用することも可能だ。
今の雇用条件、現状配置のまま、この地域の守備を任せよう。」
いかがかな?と言わんばかりに大手を開くシバはどこか役者じみている。
フゥとため息をつくのは霧野。
呆れたような、されど馬鹿にするような感情は微塵も滲ませることはない。
佐良はただ呆気にとられていた。
普通であれば先程の宣戦布告も今の降伏勧告もなく、ただ50対5という圧倒的戦力差をもって攻め入ればいい。
それだけで並みの傭兵会社など二時間もあれば壊滅に追い込むことができるであろう。
シバが提案した罠かと思うような好条件など提示する必要はない。
何か裏があるのかと勘ぐるように顔をしかめる佐良を、シバはゆっくりと見据えると、紳士的な笑みを浮かべる。
その言葉に霧野は表情を僅かに曇らし、佐良は怪訝な顔で眉をひそめた。
「我々は貴君らの投降を受け入れる用意がある。」
清々しい顔をしたまま、一切の嫌みを感じさせる要素のない振る舞いでシバは言葉を続ける。
「投降していただければ、身の安全は無論、保障する。
非戦闘員も含め、貴社の人員を当方で雇用することも可能だ。
今の雇用条件、現状配置のまま、この地域の守備を任せよう。」
いかがかな?と言わんばかりに大手を開くシバはどこか役者じみている。
フゥとため息をつくのは霧野。
呆れたような、されど馬鹿にするような感情は微塵も滲ませることはない。
佐良はただ呆気にとられていた。
普通であれば先程の宣戦布告も今の降伏勧告もなく、ただ50対5という圧倒的戦力差をもって攻め入ればいい。
それだけで並みの傭兵会社など二時間もあれば壊滅に追い込むことができるであろう。
シバが提案した罠かと思うような好条件など提示する必要はない。
何か裏があるのかと勘ぐるように顔をしかめる佐良を、シバはゆっくりと見据えると、紳士的な笑みを浮かべる。

