佐良、霧野がAMを降りてから、双方は丁度それぞれのAMの中間で顔を合わせていた。
「この度は急な申し出にも関わらず了承頂き感謝する。」
初めに口を開いたのはシバ。
その声色は上等な絨毯をひいた執務室で高級官僚と会談でもするような朗々とした声色。
風が吹けば埃が舞うような荒野とは毛色が異なる。
「して、要件は?」
続くのは霧野の淡々とした空気を切り裂く声。先程のシバの声とは正反対な意味で荒野とは似つかわしくない。
「要件は二点。
一つは宣戦布告。」
シバは胸を張り、ただ堂々とそう告げた。
「私から貴君等に向けた宣戦布告である。
明後日、正午を持って我々は貴君等の守備領域に本格的な進行を開始する。
戦力は我が方の総力50余機のAMを全て投入する。」
シバの告げた50機のAM、これはバラック側、軍部が想定していた数よりも多い。
「了解した。
二点目は?」
霧野の淡々とした受け答えにシバは僅かに笑みを浮かべる。
その笑みは侮りや相手に対する侮蔑が含まれるものではない。
むしろ尊敬に似た思いさえ感じられる。
「この度は急な申し出にも関わらず了承頂き感謝する。」
初めに口を開いたのはシバ。
その声色は上等な絨毯をひいた執務室で高級官僚と会談でもするような朗々とした声色。
風が吹けば埃が舞うような荒野とは毛色が異なる。
「して、要件は?」
続くのは霧野の淡々とした空気を切り裂く声。先程のシバの声とは正反対な意味で荒野とは似つかわしくない。
「要件は二点。
一つは宣戦布告。」
シバは胸を張り、ただ堂々とそう告げた。
「私から貴君等に向けた宣戦布告である。
明後日、正午を持って我々は貴君等の守備領域に本格的な進行を開始する。
戦力は我が方の総力50余機のAMを全て投入する。」
シバの告げた50機のAM、これはバラック側、軍部が想定していた数よりも多い。
「了解した。
二点目は?」
霧野の淡々とした受け答えにシバは僅かに笑みを浮かべる。
その笑みは侮りや相手に対する侮蔑が含まれるものではない。
むしろ尊敬に似た思いさえ感じられる。

