PRAY MACENARY

「了解。
しかしながら、こちら戦闘機のため停止は難しい。

また、現在通信可能域の限度であるため、この場にて旋回する。そちらの領域を多少飛行するが了承願う。」

西嶋はレーダーで戦闘機が旋回を開始したのを確認すると霧野にサインを出す。

「了解した。

ではルース少尉、改めて要件を聞こう。」

「バラック司令官との面会を希望する。

人員は当基地司令官 リード・シバ大尉はじめ2名。」

リード・シバ、その名を聞いた霧野の眉が歪む。

「またか。」

通信に入らないように呟いた後、霧野は応えた。

「申し入れを了解する。

境界線上のポイントL-504にて面会に応じる。

こちらからはAM二機で向かう。
よろしいか?」

「ポイントL-504了解した。

こちらAM二機のみポイントL-504にて待つ。

寛大な対応、指揮官リードに代わり御礼申し上げる。」

通信の終了と共にレーダーの機影はIMT連邦軍のAMに向かい進行方向を変えた。

「聞いていたな。」

霧野は警報後、AMに搭乗し、通信を聞いていたはずのパイロット達に向かい通信を開く。

「此方からは私と佐良で出る。他は現状のまま待機。」