PRAY MACENARY

3機がスピードを上げ進んでいくと、それぞれのコクピットのモニターに友軍以外の機体の存在を感知したことを示すマーカーが灯る。

距離は750。

この程度の距離であればモニターをズームすることにより視認も可能であるが、今回は辺りの岩場や丘など遮蔽物に遮られ、視認は困難であった。

「こちら佐良、敵機をレーダーで感知。

これより単独で先行、射程がつまりしだい援護射撃に移る。」

「こちら霧野。

了解。」


霧野の抑揚の少ない声に送られ、佐良機は一機だけ編隊から離れた。