闇夜の中を4機のAMが放物線を描きながら滑走し、その上空を隼が他の機体にスピードを合わせるように飛行している。
「敵地防衛線まで距離残り2000。
各機警戒を怠るな。」
霧野の淡々とした声が通信機を通し、バラックのAM各機のコクピットに響く。
「了解。」
各機からの反応はそれだけである。いつものように冗談まじりの会話なんてものはどこにもない。
これから赴く所には生と死しかない。
今までのように敵を生かし追い返す、そんな余裕はないだろう。
敵機は撃破する。
その結果パイロットが死のうが関係は無い。
戦闘が終わったあと戦場に残るのは生き残った者と死した者である。
生者が生き残ったのは自らに殺意を向けたものを葬った為……、死者が死者となったことが生者を生者たらしめる。
「管制より全機へ。
こちらのレーダーに敵機反応を確認。そちらに向かい接近中、距離は3200。
会敵予想時刻まで約300。」
AM全機の通信機から放たれた緊張感に包まれた西島の幼声がコクピット内に響く。
「敵地防衛線まで距離残り2000。
各機警戒を怠るな。」
霧野の淡々とした声が通信機を通し、バラックのAM各機のコクピットに響く。
「了解。」
各機からの反応はそれだけである。いつものように冗談まじりの会話なんてものはどこにもない。
これから赴く所には生と死しかない。
今までのように敵を生かし追い返す、そんな余裕はないだろう。
敵機は撃破する。
その結果パイロットが死のうが関係は無い。
戦闘が終わったあと戦場に残るのは生き残った者と死した者である。
生者が生き残ったのは自らに殺意を向けたものを葬った為……、死者が死者となったことが生者を生者たらしめる。
「管制より全機へ。
こちらのレーダーに敵機反応を確認。そちらに向かい接近中、距離は3200。
会敵予想時刻まで約300。」
AM全機の通信機から放たれた緊張感に包まれた西島の幼声がコクピット内に響く。

