<翔太side> 桜の足が止まった。 どうやらここが桜の兄ちゃん、陽(よう)君の教室みたいだ。 桜がドアに手をかけた。 ガラッ 「失礼します。突然すみません」 桜に続いて俺も頭を下げる。 桜の目には、涙が光っていた・・・。