「・・・くら・・・・・・さくら!!」 気が付くと演奏も楽器の片付けも終わっていて 翼に何回も呼ばれていた。 「席に行くぞ?美花も待ってる」 私が駆け寄ると翼はゆっくり歩きだした。 「最高の演奏やった」 そう言ってくれた。