「私には、その子がどうも不吉なものに見えて仕方ないのです。いえ、不吉と言うならあなた方もそうなのかもしれませんが…。私の言いたいこと、理解していただけましたでしょうか?」 「ああ、心配しなくてももう発つつもりだ」 「そうですか、それは安心しました」 「…それじゃあ、邪魔したな」 「いえ…面白いものもみれましたし」 マーサは赤ん坊をちら、と見やった。 「………」