よし、今日は数学からやろう…! 静かに意気込んでテキストをひろげた。 勉強をやり始めて、20分程経った時、保健室の扉がガラッと開いた。 朝比奈先生? それとも雅お兄ちゃん? 問題を解いていた手を止めて顔を上げた私の目に映ったのは…… 「えっ!空守君!?」