「お!由優、おはよ。ここ数日よく保健室に居るなぁ。」 ガラッと保健室の扉が開いた。 「雅お兄ちゃん!?おはよう。朝からここに来るなんて珍しいね。」 ビ……ビックリした…。 「あらあら、生徒会長じゃないの〜!おはよ〜!朝から爽やかでカッコいいわね!」 朝比奈先生は、かなりテンション高い声で手を振る。 そんな先生に、雅お兄ちゃんはキラキラと笑顔で手を振り返しながら中に入ってきた。