「おはよ、由優。」 「う…うん、おはよう。」 空守君と付き合うことになって数日が経った。 朝の挨拶は、付き合い始める前から交わしたりしていたから、特に変わりないんだけど…… 「由優、今日の授業の課題なんだけどさ…」 挨拶の後は、空守君がにこやかに少し私の方に身を乗り出すようにしながら話し掛けてくる。 だから私は… 「あっ…あの…ごめんね、空守君。ちょっと静乃と話したいことがあるから…後でね…。」 思わず、適当な理由をつけて静乃と一緒にベランダや廊下に逃げちゃってるんだ…。