「放課後になったと思ったら、すぐに由優がいなくなったから、間違いなく保健室にいると思って来た。勉強してんの?」
空守君は私の問題集やノートを覗き込む。
「う…うん。今日の課題を片付けちゃおうと思って…。でも、あと少しで終わるから…。」
…正直、まだ直ぐには終わらないけど空守君が近くにいたら集中なんか出来るはずがない…。
今日は家に帰って残りの課題をやろう…。
「ふーん…。それなら、終わったら一緒に帰る?」
私は手にしていたペンを床に落としてしまった。
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