でも出来れば今日渡したい。
だから永井君を見て、彼なら頼んでも大丈夫かなと考えてみる。
「あの……変わりにお願いしてもいいですか?」
おそるおそる切り出してみると、彼は嫌がる素振りも見せずに「何?」と首を傾ける。
「これ、あとで皐次郎君に渡して下さい……ありがとう、って。あと……」
バックの中から包みを取り出して、はたと気付く。
多めに持ってきたと言ってもそこまで考えていなかった。
ここで二個渡してしまうとなくなってしまう。
だけどここまで言っておいて渡すのをやめるわけにはいかない。
かといって頼むだけ頼んで、永井君に渡せないというのも申し訳ない気がする。
一瞬、迷ってしまった。でも永井君の「何を?」の問いに手が動く。
「永井君も一緒に良かったら食べて下さい。美味しくないかもしれないけど」
もう仕方がない。私の口は一気に声を出した。
バックの中にお菓子はなくなってしまったけれど、また作ってくればいいんだ。
だから永井君を見て、彼なら頼んでも大丈夫かなと考えてみる。
「あの……変わりにお願いしてもいいですか?」
おそるおそる切り出してみると、彼は嫌がる素振りも見せずに「何?」と首を傾ける。
「これ、あとで皐次郎君に渡して下さい……ありがとう、って。あと……」
バックの中から包みを取り出して、はたと気付く。
多めに持ってきたと言ってもそこまで考えていなかった。
ここで二個渡してしまうとなくなってしまう。
だけどここまで言っておいて渡すのをやめるわけにはいかない。
かといって頼むだけ頼んで、永井君に渡せないというのも申し訳ない気がする。
一瞬、迷ってしまった。でも永井君の「何を?」の問いに手が動く。
「永井君も一緒に良かったら食べて下さい。美味しくないかもしれないけど」
もう仕方がない。私の口は一気に声を出した。
バックの中にお菓子はなくなってしまったけれど、また作ってくればいいんだ。



