あたしは、エリカを通してヒロキに
話があるから、公園に来てくれるように
頼んだ。

いま、あたしは、公園でヒロキの事を待っている。

「ア、アイ?」
「ヒロキ。」

ヒロキは来てくれた。

それからあたしは、今までのことを全部話した。
新庄にキスされたこと、ヒロキと別れた理由。

「ごめんな。俺が、もっとアイの気持ちを聞いてれば
 こんなことにならなかったのに。」
「ううん。ちゃんと言わなかったあたしが
 悪いんだ。」
「でも・・・。ごめん。」
「もう謝らないで・・・。
 あ、あのさヒロキがもし良かったらでいいんだけど
 もう1回付き合ってください。」
「俺で・・・いいの?」
「あたしには、ヒロキしかいないの。」
「ありがとう。じゃあ・・・
 よろしく。」

あたしとヒロキは、めでたくまた付き合うことが出来た。
よかった。