昼休みに莉子とお弁当を食べているときに、あたしは朝のことを話した。 「今日の朝、翔にカラオケに誘われたの」 「え、良かったじゃん!」 「でもほかにも友達来るみたいだし、ほんとに喜んでいいのかわからなくて」 「いいんだよ。良かったじゃん!」 「そうだよね!」 「うん」