ガラッ 教室のドアが開いた。 入ってきたのは翔だった。 「栞、おはよう!」 「翔、おはよう!」 「栞さぁ、今日暇?」 「うん、暇だよ」 「今日、友達とカラオケに行くんだけど、栞も来ない?」 行っていいのかなぁ。 翔と一緒にいられるのは嬉しいけど、友達に悪い気がするしなぁ。 「あたしが行ってもいいの?」 「うん、全然大丈夫だよ!」 友達には悪い気がするけど行きたいから、翔と一緒にいたいから、あたしは・・・ 「じゃあ、行こうかなぁ」 「OK!じゃあ、また放課後な!」 「うん」