そして、一時間目が始まる前の休み時間、まだ二人は仲良く話している。


「はぁ」


「ちょっと、栞!あんな女のことなんて、気にしなくても平気よ!絶対に栞の方が勝ってるから!」


「でも、あんな可愛い人に勝っているとは思えないんだけど・・・」