「水瀬 千紗。 中等部2年にして生徒会長。容姿端麗で毎日告白されるんは当たり前。また、頭脳明晰で学年で彼女に敵う者はおらん。運動面に関しても同じや。」 恭平は淡々と語った。 「まぁ、高等部でゆーお前みたいな仔やな!」 「知らなかったな。あの仔そんなに凄い仔だったなんて…」 「知らんお前の方が可笑しいくらいやわ。せやけど、相手もお前の事知らんかったんやでおあいこなんちゃう?」 恭平の言う通りだ。 「あぁ、そうだな」