美しい 天使だって 理由くらい 分かっていました。 でも やはり 泣いている 美しい悪魔を 放っておくなんて 優しい 天使には 無理な相談でした。 悪魔は 黙り込んでいる 天使に またも こう 言いました。 「なぜ私に声をかけたの? 惨めだとでも思ったのかしら。 私はね、悲しいから泣いているんじゃないの。リオに好いてもらえなかった自分が悔しくて泣いているのよ。」 だから 放っておいてちょうだい。 とでも言うような目で 天使を睨みつけました。